取組事例など

パネラーからのメッセージⅢ

令和3年2月15日(月)

 今回は、前回のパネラー(不登校経験の青年、保護者)の発言を受けて、臨床心理士さんやアドバイザーとして参加されたかた2名のお話です。


〇アドバイザーとして参加された臨床心理士Gさんのお話

  家族以外の大人と関わる意味や意義は大きいと思います。また、どこかに「通う」ということの意味や意義も大きいと思います。生活習慣や健康面、人間関係に関しても「通う」ということの役割は大きいです。また、相談もできるし、認められる場面や機会もあります。

 記憶の問題として、振り返ると思い出したくないこともあるのでしょうが、思い出しても大丈夫だと思えたり、振り返ることができたりするときが必ずきます。それを信じましょう。

 

〇アドバイザーとして参加されたHさんのお話(適応指導教室の補助員をしていたかたで、ご自身も小5~高校1年まで不登校を経験されていたかた)

 今、不登校の悩みや社会復帰の難しさを感じています。

 高校2年生から学校に通えるようになった経験はありますが、登校できていても、「これからも通えなくなるかもしれない不安」はもち続けていました。

 それがなくなったのは、大学3年生のときに「自分自身の不登校に関するプレゼン」を行ったあとです。

 そのときに、多くの人たちから賛辞を頂きました。そのことによって自分も周囲に役立てたことが「誇り」となっていきました。社会復帰できたと感じた瞬間でした。

 見た目ではなく、心の中には難しいことがあることをみなさんが知りましょう。「苦しいこと」はあってよいと思います。「苦しいこと」は悪いことではありません。必ずよくなっていくものであると、信じることだし、人生をあきらめないことが大切だと思います。


 次回は、同じくパネラーからのメッセージです。次回が最終回となります。ご容赦ください。

2月22日(月)10:00のアップロードを予定しています。