不登校を経験されたかたのお話(その10)休んでいるあいだは?②
今回も、学校を休んでいる間の生活の様子をまとめました。
お話してくださったのは、ここ数年間の「不登校を考えるシンポジウム」に参加されたパネラーの方の発言です。
〇 何も考えていませんでした。ボーッとしていました。将来のことも考えていませんでした。ゲームをしていたことだけは記憶しています。
〇 何も考えていませんでした。テレビを見ているか、寝ているか、ゴロゴロしていました。
〇 同じものを作っているか、小説を読んでいました。
同じものを作るのは食事のことです。
小学校のときの授業で習った調理を家でも行いました。
慣れているので、しばらくは同じものを作っていたという意味です。
学校へは行かなければならないので、自分は悪い人間だと思っていました。
そう思うことが、やる気を殺いでいたように思います。
〇 小学生の時に買ってもらったギターを家で練習していました。通っていた音楽教室でも練習しました。このきっかけは、テレビの影響からか、シンガーソングライターにあこがれを感じて、親にギターを買ってほしいと言って、両親と買いにいきました。
このお話で、学校に行っていなくても趣味や読書、料理など、自分でできることを行うことが大切なことが分かります。次回もこの続きです。
7月20日(月)にはアップロードを予定しています。